憧れの(?!)見なし音声通信


DOS版モバイルギアのPCカードスロットは一つだけ。
そこはPocketBSDを使う限り、システムドライブとして使われるので、PCMCIAなデバイス類は使えない。
USBなんてモダンなものは付いてないし、残るはシリアルポートと内蔵モデムに、外部との通信は頼るしかない。
狐志庵はPHS派なので、なんとかPHSを繋げたいのだが、PIAFSで接続するものって、大体PCMCIAかUSBなんだよね、、、(涙)
こないだシリアルに繋げられるPHSアダプタも見付けたんだけど、9800円もするし、さらにモバギのシリアルは特殊な形状なので、専用のケーブルが9800円。さらには専用ケーブルはクロスケーブルなのでクロス変換を噛ませて、、、、
まあ、そんなことはやってらんないよね、、、、さすがに、、、、
となると、残る頼りは内蔵モデム。
モデムと携帯・PHSを直接接続する方法を探すしかない。
そんなこと出来るのかわからなかったので、そのへんの店員さんに聞いたら、「そんなものはない!」と一刀両断されてしまった。
どっこい、そのへんの店員さんの言う事はあてにならないもんで。
モデムと携帯・PHSのイヤフォンジャックを結んで、音声による通信、音響カプラーのような感じでデータ通信を行える、「見なし音声通信」という方法があることがわかった。
最大14.4kbpsと二昔くらい前の速度だけど、内蔵モデム自体14.4kbpsだし、しょうがないね。
再びどっこい、見なし音声用のケーブルなんてマイナーというか時代錯誤なもの、売ってる所が見当たらない、、、
某お店で「見なし音声通信に使うケーブル無いですか?」と聞くと、「み、み、み、み、みな?!?!? なんですかそれ?」だってさ。
もう、こうなると、頼りはモバイル専門ショップしかない。
ホントにモバイル専門と名乗る店は数あれど、ホントに頼りになる専門ショップは少ない。
狐志庵が知ってるのは、アキバの北の外れのイケショップだけ。
いぬに教えてもらった、意外な場所にあるお店。
淳ちゃんもここでPalmにハマったんだよね。
さっそく店内をぶらぶら。
ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない、、、、、、
くそー、さしものイケショップでもダメか、、、
やっぱ見なし音声通信なんて、誰もやらないんだなぁ。
と、思った瞬間。
それまで3回は見たはずのコーナーに、見なし音声通信の文字が!!
足元のほうで、全然気が付かなかった。
手に取って見ると、確かに片方がイヤフォンジャック、もう片方が電話のモジュラー。
すばらしーーー!
さすがイケショップだ!!!
しかし、、
お値段3800円也、、、、、、、
いや、NEC純正の見なし音声通信用のケーブルは9800円なんてこと言ってましたから、非常に良心的なお値段なのだとは思うのですが、、、、、
だってよぉー、イヤフォン ジャックとモジュラー結んだだけだろ、、、、
100円で売ったっていいようなもんじゃないのか、、、、、、
まあ、デリケートな通信方式(要するに不安定)だから、上質なものが必要なのかも知れないけどさぁ。
3800円出して、PHSもイヤフォンジャック付いてる奴に機種変更して、まあ、5、6千円はかかる。
そうまでしても14.4kbps、、、 他の機械は1万円出せば64kbpsでつながるのに、、、
ううむ、、、
いや、何にしても、狐志庵にはDOSモバ+PocketBSD以外の選択肢はない。
DOSでPPP出来る程の技術力は無いし、、、(なんかめちゃムズかった)
UNISHELLではファイル管理が出来ないので、どうしても不便だしね。
むう、しょうがない、来月の収入で買うか、、、、

2001-04-10追記

結局まだ買ってません^^;;;

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