bashはいずこ


PocketBSDの標準的なシェルはcsh。
まあ、tabが使えないので、かなり使いにくい。
シェルなんてよくわからなかったので、デスクトップでもshを使ってたりしてたんだけど、最近bashの便利さを覚えてしまってもう離れられない体に。
んで、PocketBSDにもbashをいれたいなぁとは思っていたのだが、ウェブの情報など調べていると、bashのような高機能シェルは重すぎてダメってことらしい。
でも、やりもしないで諦めるのもなんだし、とりあえず入れてみようってわけ。
まずは例によってcore.ring.gr.jpからbashのパッケージを拾って来る。
どうせ使いこなせてるわけでもないし、もしかしたら軽いかもしれないと思って、bash-1.14.7.tgzをゲットした。
空き容量は2.6Mほどだが、まあbashくらいは入るだろう。
さっそくpkg_addすると、やはり余裕で入った。
rootになってvipwしてログインシェルを変更する。
/bin/cshになってるところを/usr/local/bin/bashに書き換える。
ホントはchshコマンドで変更するんだけど、PocketBSDでは削られてるコマンドだったりする。
これで便利になるぞと思ったら、やはりそうは問屋が卸してくれなかった。
/usr/local/bin等にパスが通ってないので、Nemacsすら呼び出せぬ。
そーいやPocketBSDにはユーザー追加のコマンドも削られてて無いので、.profileは生成されないんだった。
bashはborn again shellってくらいなので、born shell(sh)の上位互換的存在。
なのでshの設定ファイルの.profileを読み込んで設定されるんだよな、bashも。
見事に失念していたわ。
かといって手書きで.profileを用意できるほど記憶力は良くない。
ただでさえ忘れ物の帝王なのに。
しょうがないので我らが美紗緒サーバにftpログインして、自分のホームディレクトリから.profileを拾って来た。
バージョンが違うけど、まあ問題無いだろう。
よしよし、ちゃんとパスが通ったぞ。
さっそくcshで使ってたエイリアスを移植しよう。
と思ったら、記憶力の無い狐志庵はbashのエイリアスの設定の仕方を忘れてしまっていた。
.bash_aliasってファイルに書き込んだよーな記憶はあるのだが、書式がわからん。
困ったな、メールチェック用のスクリプトはフルパスを入れないと反応してくれないので、エイリアスでフルパス設定しておいたのに。
ヒントは無いかと.profileをしげしげ眺めていたら、パスの設定に$HOME/binなんてものを見付けた。
ほえほえ、ホームディレクトリにbinってディレクトリ掘っとけばいいのか。
さっそくホームディレクトリに入って、mkdir bin、mv .mlck bin/mlckとした。
.mlckってのがメールチェックのスクリプトね。
単に送信コマンドと受信コマンドを連続して実行するだけの物だけど。
ためしにmlckと打ってみると、ちゃんと動いてくれた。
あとはnemacsをneで出せるようにしときたいのだけど、まあこれはエイリアスをかぶせるしか無いので、しばらくは我慢しよう。
で、さっそくbashを使ってみる。
ふむふむ、ログインした後、プロンプトが出るまでに数秒かかるが、後は普通に動くじゃないか。
やっぱり小さいバージョンにしたのがよかったのかな。
と思ったら、Nemacsと同時に使ったりすると、コマンドの反応が全体的に重い、、、、
mgtermが壊れてるので消費メモリ表示が出なくてわからないけど、きっとスワップが発生しまくってんだろうなぁ。
むう、やっぱり三つのコンソールをフル活用してるのが良くないのかな。
bashが三つ立ち上がってるわけだものなぁ。
screenでも使った方が軽いのかも。
まあ、後々の課題にしておこう。

2001-04-10追記

 けっこう嘘書いてます。
 .profileは/bin/shの設定ファイルで、bashの場合は.bash_profileっすね。
 まあ、他にもいろいろ勘違いしてるようですが、自分への罰として晒しておきます。
 ていうか過去コンテンツ全部消したいくらいなんだけどね(苦笑)
戻る
Back to HOME