qkcを使おう!


先日、このページが文字化けしていたようで。
いぬに教えてもらったのだけど、lynxではタイトルだけが文字化けしてただけなので、lynxおかしくなったかなぁくらいにしか考えてなかった^^;;;
PocketBSDへのダメージ(前回のjnethack参照)もあったしね。
さて、ということで文字化けを解消しなくてはならない。
いつもこのhtmlはShift-JISで書いてる(基本はWinユーザだからね)んだけど、おそらくNemacsで更新したとき、EUCにでもされてしまったのだろう。
メタタグでの文字コード指定がShift-JISになってるから、それで文字化けしたんだなぁ
となると、基本はnkfで文字コードを直す、ということになるのだが、実は狐志庵はnkf嫌い。
以前、PocketBSD上でnkf使って青空文庫の小説をEUCに変換したんだが、たかだか700kb程度のテキストを変換するのに10分近くかかった記憶がある。
しかも英語苦手の狐志庵には、日本語化されてないnkfのmanは読み解けず、改行コードの変換がわからなかった。
WindowsにはqkcというPentium 100MHzのマシンでも700kbのテキストを1秒足らずで変換してくれるソフトがあるのになぁ。
なんて思ってたら、淳ちゃんにqkc使いましょうよと言われてしまった。
どうやらqkcはもともとUNIX系のソフトだったらしい。
UNIX系の文字コード変換ソフトはnkfで決まり、みたいな感があったので、全然想像してなかった。
そいで暇を見付けて、core.ring.gr.jpからFreeBSD2.2.8用のqkcパッケージを拾って来た。
狐志庵のPocketBSDは2.2.8ベースだからね。
core.ring.gr.jpというftpサイトはFreeBSDの古いバージョンもちゃんと置いててくれるので大好き。
もはや他のサイトには2.2.8なんて置いてなかったりするものなぁ。
んでさっそくqkcをpkg_add。
ぬ? そーいやPocketBSDにはmanコマンド自体が入ってねーじゃん。
使い方わかるかな、、、、、
おそるおそると、
qkc -h
と入れてみると、なんとも実に分かりやすいUsageが出て来るではないか!
qkc -H
とやれば詳細ヘルプが出て来て、改行コードの変換も簡単にわかった。
むう、まさにmanいらず。
さっそく例の700kbのテキストを変換して見ると、さすがにモバイルギアの性能では1秒足らずとは行かないものの、大体10秒くらいで変換してくれた。
nkfなんかよりずっと速い。
小さくて速くてmanいらず。
まさにPocketBSD向けの変換ソフト。
qkc万歳!!!

2001-04-10追記

 Debianのmanページによると、qkcはnkfエミュレーションモードを搭載し、nkfと全く同じように扱わせることもできるらしい。
qkc -nkf
とやって起動すればいいらしいのだけど、nkfを使用するperlスクリプトなどから呼び出させるにはどうしたらいいのかなぁ。

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