2008年04月10日(木) [過去の今日]
#1 有害サイトDBは密告国家への道になるか?
先日の記事 に対して それなんていう密告国家? という反応をもらった。
>仕事としてもウェブをうろついて有害そうなものを見つけて報告してもらうだけだから、ニート対策にもなるかもしれないしな。ひきこもりでもできる簡単なお仕事です。
それ、なんてシュタージだよ?
うん、だから複数作るの。いくつかのグループがより良質のフィルタルールを作ろうと切磋琢磨してもらうためにね。
で、どのフィルタを適用するか、いっさいフィルタを適用しないかは、各家庭の判断に任せる。
ネットカフェの類はそのへんのフィルタのかけ具合いがひとつの商売上の要素になるだけだろう。
フィルタルールの作成をいくつかのグループが行うことで、人力派と自動判別派に大別されたりすると面白いと思ってる。
人間の認識する「有害」の定義は非常に曖昧なので、それを自動で判別するとなるともはや人工知能研究になるだろう。そこに予算が出るというのは実にいいことではないか。
そのライバルとして人力派ががんばってくれれば、比較対象としてもいい。
重要なのは、そのフィルタを使うかどうかは親の判断に任せる事だ。
そして何より、今高市とかいう議員が通そうとしてる法案なんぞよりよっぽど効果的かつ現代的なやり方だ。
さらに言えば、俺の一番言いたいことは、ネットにくればこうやって議論してる場面に直接参加できるんですよ、ということだ。
というわけで国会議員はとっととネットに来てネットを使ってる人間と話せ。
(@584)