2007年11月04日(日) [過去の今日]
#1 Gmail IMAPを既存のWanderlustのフォルダに追加
ようやくうちにもGmail IMAPが来た。
しかしすでに家にIMAPサーバをたてて長年使ってるので、そうそう環境を入れ換えたりはできない。まあやるとしたら1日かけて環境再構築になってしまいそう。
さすがにそんな時間はとれないので、とりあえずGmailの受信箱をWanderlustのフォルダとして追加してみることにした。
.foldersに以下の記述を追加しただけ。
%inbox:username/clear@imap.gmail.com:993! "Gmail"
SSLかかってるからいいけど、生パスワード送信なのね。
速度は上々。POPでひろってきてローカルファイルを読むのに慣れてる人には遅く感じるかもだが、ローカルのIMAPdに繋いだときと変わらぬ速度。
さすがに開くたびに未読既読情報をサーバに送って更新されると若干遅いので、モバイルで使ってたときのように I でprefetchしてM-tでofflineにトグルして読む、というのがいいかもしれない。
完全にGmailしか使わない人向けの設定は、 EmacsでGmail IMAPを触る - とあるはてな社員の日記 が詳しい。
(@269)
#2 派遣や外注増やして正社員は何やってんの?
IRCで教えてもらったのだが、2chには 派遣業界板 があるんだそうだ。もう板ができるくらい派遣で働いてる人が多いんだねえ。
で、思わずコーヒー吹いたのが この書き込み 。
199 :悩める正社員:2005/08/28(日) 22:42:39 ID:NBZ4FSvq0
・仕様検討
・他社性能比較調査
・開発スケジュール管理
・外注管理&手配
・予算管理
・設計実務
・実機評価
・各種レビューの主催
・部門間の調整(戦いの矢面)
・各種ドキュメントの作成&メンテ
・設計情報の版数管理
・バグ関係の情報整理
・バグ対策の検討&実施&評価&版数管理
・顧客対応(各種提案&クレーム処理)
・各種開発ツールの管理
・ネットワーク管理
・設計品質管理
を派遣さん一人に任せていたら、壊れて入院してしまった。
今週からどうやって業務を回転させていけばいいんだろーか?
代わりが出来る正社員がいれば悩む事もないんだが、組織の
スリム化で上に書いた業務を担当できる正社員が昨年全員
リストラされてしまったんだ。
残った俺達で、どうしたらいんだろうか。
ここまで派遣に任せておいて、正社員は何やってるわけ? あとなんかやることあるんか?
こんな会社はさすがに少ないと思いたいものだがなあ。
結局派遣業界が儲かってるのは、正社員雇用コストが高すぎるのが要因なんだろな。給料30万の社員を雇うより、派遣会社に100万払って人を呼んだほうが安いってことなんだろうなあ。
俺は経営については知らんから実際のコストはわからんが、誰かそのへん計算したの出してくれないかな。某社長さん、やってみない?
(@303)
2007年11月05日(月) [過去の今日]
#1 漫画が読みたい、激しく読みたい
漫画が読みたいのである。
俺は漫画が好きだ。藤子不二雄で育ち、藤田和日郎に惚れ込み、村枝賢一に泣いた。
生涯のパートナーとなるであろうコンピュータは、すがやみつるが教えてくれた。
女を愛する切なさは、山田玲司が血肉を削って教えてくれた。
道を歩くということを、藤原芳秀に学んだ。
大切なことはみんな漫画が教えてくれた。
俺は漫画が好きだ。大好きだ。
漫画が読みたい! 激しく読みたい!!
しかし……
買うべき漫画がわからなくなっているのである。いつもはあんなに読みたい漫画があるのに、ちょっと忙殺されるとどれを読みたかったのか忘れてしまう。お薦めされて読もうと決意したものも、買うときには忘却の彼方に。
所詮ヌルオタの俺は漫画書評を書く程の作品数も読みこんじゃいない。それほど広くアンテナを立ててるわけでもない。
だから読みたいものがわからなくなるのだろうか。
うーむ。なんかそんなの助けるウェブサービスとか作れないだろうか。それともこんなことで悩むのは俺だけなんだろうか。
(@442)
2007年11月06日(火) [過去の今日]
#1 Googleの携帯電話OSの無償提供は、日本メーカーにこそチャンス
Googleほか34社、オープン携帯プラットフォーム「Android」を発表 という記事。
通話中に広告が入る無料携帯電話という解釈で語れて来たgPhoneだが、その正体はOSだったとのことでちょっとがっくり。
でもこれはすごいよ。なんといってもOSとツール類を全部提供しちゃうわけでしょ。メーカーはハードウェアだけ作ればいい。
ということは、だよ。 ハードウェアに強いメーカーが生き残るということかもしれないじゃないか。
そう、ハードウェアに強くてソフトウェアに滅法弱い日本メーカーにとってはまさ救世主となるんではなかろうか。
NTTドコモが先日発表した905iシリーズはすべてGSM対応だというし、ガラパゴス化してる日本の携帯電話市場を打破しようという動きは見られる。そしてなによりこのGoogleの新OSには NTT DoCoMo自身も支持派パートナーに上がっている のだ。
日本のメーカーの名前があがってないのは不安を感じるが、間違いなくこれは日本のチャンス。 携帯電話開発現場の現状の悲惨さ がうったえられるようになって久しい。確かに日本のソフトウェア開発には問題がある。いまこそGoogleのやり方やGoogleのコードを目の当たりにしながら開発するチャンスだ。
苦手なソフトウェアをGoogleにサポートしてもらいながら、日本メーカーお得意のハードで勝負。そしてGoogleの開発手法を学んでソフトウェアでもレベルの底上げを目指せる。
多少時間はかかるかもしれないが、そうやって日本の携帯電話が、ソフトウェアが、国際市場で戦えるものになっていく。そういう好機であると、俺は思う。
・参考リンク
gPhone雑感:「モバイル・プラットフォーム戦国時代」の幕開けだ
Google、携帯向けオープンプラットフォーム「Android」発表――33社が参加
「グーグル携帯電話」の概要が判明、ドコモやKDDIなど34社が参加し携帯電話のオープン・プラットフォーム「Android」を開発へ
ベールを脱いだグーグルの携帯電話プラットフォーム「Android」
Google、携帯向けオープンプラットフォーム「Android」発表――33社が参加
(@089)
#2 Google Checkoutみたいな決済サービス普及してくれないと恐くて買い物もままならん
ある意味、職業病の一種なんだろうかね、こういうのも。
先日はちょっと欲しいものがあったので直販サイトに行ったら、どうもページ遷移の挙動があやしい。ていうかPHPSESSIDがURL内に丸出し。
いやーな予感がして何気なくソース読んだら、商品の値段をPOSTしてやんの。いくらなんでもそりゃねえだろよ、いまどき。
と思ったら、 いまだにそういうサイトはけっこうある らしく、そう言えば前にも そういうASPサービスがたくさんある という話を読んだが、まさかまのあたりにするとはおもわなんだ。しょうがないのでしかるべきところに報告して買物はあきらめ。だって怖いじゃん、そんなとこにクレカ番号だの入力するの。
今日は今日とて、先日通販サイトで購入したものがクレジットカード番号の入力ミスだから再入力しろとかいうメールが来た。
ところがショップとは違うhostnameだし、SSLも通してない。まさか フィッシング詐欺?!
いやでもそうでもなさそうではあるんだが、やっぱ怖いしなあ……。とりあえずフィッシング詐欺っぽく見えるからなんとかしてくれと返事しといた。
ああもう、素直に買物させろよ!!
Google Checkout みたいな決済サービスが普及してればいいのになあ。ホントマジな話国策でそういうサービス支援と普及やってくんないすか? >IPAさん
なんだかんだとAmazon使うこと多いのも、そういうの無いってもうわかってるからだしなあ。
(@296)
2007年11月07日(水) [過去の今日]
#1 「非モテ」「童貞」がどんだけの男女を無気力にさせてるか少しは考えろ
もう生きる事に疲れた。非モテが、承認欲求が、スクールカーストが、って言い訳めいた言葉がついた時点で私はそんな文章は読む気がしない。もう疲れた。お前らの首には首輪が嵌ってるんじゃないか。表現するなら人生の「業」でいいだろ。
とかパロディ文章を考えついたのだが、元ネタが長文でここらへんであっさり頓挫。
ネタ元は 「子供が産まれて感動した」「おめでとう!」…がどんだけの男女を無気力にさせているか少しは考えろ という記事。
ある個人史の終焉 という記事に対する反応なのだが、まあなんともやるせないこと。 よく見ると そのはてなブックマークコメント にも似たような反応がちらほら。
要するに「俺は結婚して子供を残す可能性なんて無いんだよ、幸せそうな面みせんじゃねえよ!」ということらしい。
ここまでこじらせてるとどうしょうもないとは思うんだが、そういうひがみ妬みの類を見せ付けられて胸糞悪くなる人間もいるのは認識してるのかね。それとも自分の事は棚にあげて「嫌なら見なきゃいいだろ」とか言いだす?
ま、俺はどっちも「嫌なら見るな」で済ませていいと思うけどね。
長らくこうやって文章をネットに書き連ねて来たおかげで、他人も自分も不幸にしたがる人、というのが存在するのは認識している。理解はできないけどね。
こういう恋愛問題、男女問題にはちょっと興味はあるので考察を続けているのだが、今のところアウトプットになりそうなところまでは至ってない。
俺はスクールカーストで言えばおそらくアウトカーストだったろうし、非モテもモテもどちらも体験したことがあるといえばある。どっぷり浸かったりはしてないけどね。
だから多少は気持ちもわからなくもないし、彼らないし彼女らがネットで自分の非モテっぷりや陰鬱な苦悩を語ることにとやかく言うつもりもない。
けどねえ、人を攻撃し始めたら話は別だよ。お前らのどろどろねっとりした感情を幸せな人にぶつけにいくなよ、わざわざ。
あたりまえのことをはっきり言うが、不幸になるのは幸せになるよりずっと簡単なことなんだ。
彼らはお前らが思ってる程簡単に幸せになったわけじゃない。生まれつきの容姿 *1 や育った環境だけで幸せになれる程、人生は甘いもんじゃない。
一組の男女が触れ合い、共に人生を歩む決意をし、子供をもうけるという事が、どれほどの覚悟と努力と血と汗と苦悩を伴うか、考えたことがあるか?
そりゃ恋愛するだけならたいしたことじゃないかもしれない。でも結婚と出産は全然違うものだ。
お金もかかる。自分の人生が、自分だけのものじゃなくなる。子供たちのために、あと20年は生きないといけない。それまで学費や生活費を稼がないといけない。稼いだお金は、配偶者や子供のために使う。漫画一冊買うのもためらうようになる。
生活に疲れる。朝から晩まで、気の休まる日なんて無い。子供はどうしたって手がかかる。ちょっとテレビに見入ってたら、がしゃーんという何か壊した音で我に帰るなんてこと、一度は経験するものじゃないだろうか。簡単なことで怪我したり死んだりするのが子供というものだ。ホントに目が離せない。一緒に起きて一緒に寝るしかない。
先行きも不安になる。今の子供たちは今の社会で生きるのではなく、10年後20年後の社会で生きる。先のことまで考えて、今どうしたらいいのか考える。誰も正しい答えなんて教えてくれない。自分で考え、判断するしか無い。
どうしたら子供を幸せにできるだろうか。どうしたら自分も幸せでい続けられるだろうか。
そのためにみんな必死で考え、生きている。時には理不尽な何かと戦わなきゃいけないこともある。多かれ少なかれ、「無理して生きる」ことが必要になる。
子供を産むということは、とんでもなく苛烈なストレスに晒されるのだ。 *2
それをF1で戦う力も無い草レーサーが、頑張って努力してF1のスタートラインに立った奴に泥水浴びせるような真似、許されるはずがないだろう。どんなことがあっても正当化できないことだ。
お前が不幸になるのは勝手だ。それはお前一人の人生だ。
だが子を持つ人間の人生は、そいつ一人の人生じゃない。親になるということは、子供の数だけ他人の人生を背負うということなんだ。
だからこそ、結婚相手は慎重に選ぶ。一緒に子供たちの人生を背負ってくれるパートナーを探す事なんだから。恋愛はその前哨戦だ。
そんなひがみやねたみで他人を攻撃するような奴が、そこで戦うことなんて許されるわけがないだろう。そんなところはとっくの昔に通りすぎた奴だけが戦ってるんだよ。
別にお前も戦えとは言わん。だが戦ってる人間の邪魔をするな。
お前らにはお前らの苦しみがある。それはわかる。それと比較してどうこうと言うつもりはない。
だが「背負ってるものが違う」ことだけは忘れるな。
幸せな人間は、そこに至るまでにそれなりの努力と戦いを経て来てるということを、どうか忘れないで欲しい。
幸せは天からふって来やしないのだ。
(@210)
@ 追記:けれども不幸は天からふってくる:
過去ログ嫁ゆわれたので読んでみた。全部は無理だけども、ざっとあるキーワードで検索して1〜2年分くらい。んで状況と背景はだいたい把握した。
単なる非モテじゃないのはわかった。ちと言いすぎたかもしらん。
けどやっぱ他人攻撃しちゃダメだよ。自分が理不尽な目にあったからって他人まで理不尽な目にあわせるこたーない。程度の釣り合いじゃなくてね。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いというように、ある面を猛烈に嫌うと同属や関連まで嫌いになるという現象があるのは認識している。 嫌韓問題 なんかが最近では目立った例だわな。
でも実際にはそんな単純じゃない。
当人の苦しみなんてのはどうあがいたって他人には理解できないものだ。「せめて死なせてくれ」と思う神経系の不治の病にかかった患者と、「せめてあと1日生きていたい」と思う肉体系の不治の病にかかった患者の苦しみは、比較することもお互いに理解することもできやしない。
けどね、お互い尊重しあうことはできると思うんだ。
だからどうしろと言うわけでもないけども、個人攻撃さえしないで自分のサイトで苦しみを吐露してる分には全然かまわないんじゃないか。それで一時でも苦しみが和らぐならば、どんどんやればいい。
形はいろいろだろうけど、とりあえずみんな幸せを目指して生きていこうよ。その命がある限りは。
@ 追記2:勘違いしてる人もいるようなので:
俺が既婚子持ちだったらこんな記事恥ずかしくて書いてられるか。ただの苦労自慢になっちゃうじゃん。
あいつらはスゲエんだよって話だ。身近にいて一緒に暮らしたりもしたから、体験も入ってなくは無いけども。
2007年11月10日(土) [過去の今日]
#1 俺たちの天国だったネットにスカしたダンサーだのビジネスマンだのが入って来て居心地悪くなった
という、表題のような感覚を持つ人はけっこういるんじゃないかなあとは思ってた。
5〜6年くらい前までのウェブっつえば、もうそりゃ怪しげで、なんか変な人たちが変な人たちに向けて変なことやってるような世界。ネットで目だった人はたいてい ネットワーカー研究所 に載ってたり、有名な荒し集団のメンバーが掲示板立ち上げて似たような奴等が集まってるぞみたいな、そんな世界。gooやgoogleでちょっと検索すると、違法なデータなんかもごろごろ出て来ちゃうような、ひどい時代。
インターネットに一般の人間が入り込んで来た90年代半ば以前は、また雰囲気も違ってたかもしれないけどね。
ま、少し前のインターネットってのは、そういう感じだった。そういう怪しげなおもしろさってのはあったし、俺たちもそういう怪しさを楽しんでいたように思う。
雰囲気が変わって来たのは、たぶん2003年のブログブームあたりからだと思う。ウェブで日記を書く奴ってのは(俺も含めて)その前からずっといたんだけど、ブログサービスを立ち上げた会社が芸能人だの有名人だのを引っ張って来て、一気に表向きな世界になった気がする。
そしてアフィリエイト。以前からネット広告ってのはあったけど、アフィリエイトでその敷居ががくんと下がった。人が増えて実際に利益を出し始めたのもあるだろう。
ブログ+アフィリエイトで、今までネットに興味持たなかったような層を引きこんでしまった。
誤解を恐れず言い切ってしまえば、90年代後半ごろから、ネットは我々オタクたちの天国だった。それなのに、いつの間にやら健全でモテ系なダンサーだのビジネスマンだのがこの世界に入って来て、前からいたオタクたちよりもずっとメジャーになってしまった。
言い方は悪いが、言ってしまえば「後から来たやつらがおいしいところだけもっていきやがった」感じだ。
前の記事 を書いたおかげで、世の中には「自分を不幸にしてでも他人を不幸にしたい」と思う人が意外に多いことに気付いた。当人よりもむしろ周辺の反応を拾ってくと、それに気付く。
そういう人らの気持ちってのは、正直言えばさっぱり理解できない。俺は基本的に快楽主義者で、快=善、苦=悪という、ギリシア時代のシンプルな考え方に賛同している。苦労なんぞ自分がするのも人にさせるのも大嫌いだ。不幸なことなぞ少しでも無い方がいいに決まってるし、幸せは少しでも多い方がいいに決まってる。
だから俺は、ダンサーだのビジネスマンだのがネットにやって来て幸せそうにしていても、別にどうとも思わない。幸福総量が増えていいんじゃないかと思うくらい。あー、どうせなら俺にもわけてーって感じ。
でもね、どうとも思わないってのも程度問題で、ちょっとはあるんだよ。くっそう、やつらうまいことやりやがってって気持ちがな。
まあそこでオタク思考にハマって「まー、やろうと思えばやれるけど、別にやりたくないしー」とか言ってても別にいいし、実際このサイトに関しては俺もそういうスタイル。ここは俺が好きなときに好きなことを好きなだけ吐きだせる場所だと思ってるし、これからもそういう場所として確保しておきたい。
そういう状態で意外とたくさんの人に見ていただけているのは僥倖という他無いし、それをまた異論はあろうがこの場にいさせてくれている 美紗緒ネットワーク の仲間たちにはこの上なく感謝している。あんまり負荷あがると追い出されるんじゃないかとビクビクはしてるのだけども。
だから別に「まー、やろうと思えばやれるけど、別にやりたくないしー」とかいってる奴等は、別に嫌いじゃない。オタクくせえなあとは思うけど、俺もオタクだし、お仲間お仲間。無害だしね。
でもねえ、叫びを上げた人より、それに賛同して叫んでる人を隠れ蓑に呪詛をつぶやくような連中は、ちょっとな。消えてしまった善良な人にいなくなってせいせいしたなんて言えるような輩、産まれて来る子供に冗談でも「死ねばいいのに」なんて言える輩。
俺らとは違って本名も住所も電話番号も晒してるわけじゃないし、ネット上の別人格程度に考えてるから、できるんだろうけどね。その程度じゃ訴訟沙汰にはしないだろうという、ある意味disりの対象への信頼感が背景にあるのがおもしろいけどな。 *1
そいつらがそのような呪詛を唱える事で快を得てるのかもしれないが、その快のためにより多数の苦が撒き散らされる。快=善、苦=悪、幸福総量最大化という観点からは、これは完全に悪。
こういうこと言うとなぜかニヤリと笑い、嬉々として反論して来る。あるいは悪であり嫌われの身である自分に酔い出す。そういう類の人間とも実際に会ったことあるし、おそらく同様の類ではないかと推察する。
悪である自分、嫌われの対象としての自分、マイノリティとしての自分、不幸な自分。
そういう立場というのは、ダンサーやビジネスマンに自分の遊び場を乗っ取られちゃって、いつの間にかいなかったことにされてるかのような90年代ネット住民なオタクたちと同じなのかなあ、なんてことをね、少し思った。
(@557)