狐の王国


2007年10月19日(金) [過去の今日]

#1 未来が見えない人には、未来を見てる人は狂人に見える

未来が見えない人 を見掛けたので少しネタにさしてもらうかな。人工音声ソフトは「枯れた技術」で目新しいものでもなく凄さもわからない、というんだよなあ。

まあそのへんは実際その通りで、我々の目に触れたのが最近というだけのことなのは確か。

でもね、未来はもっと凄いんだよ?

さあ、だったらこの初音ミクを使って、どんな想定外の使用法が生まれ、音楽に革命を起すことになるのか、その未来の片鱗ぐらい見せてくれないだろうか。とりあえず、現時点ではアニソンのカバーとアニソン風のオリジナル曲しか見つけてないんだ。

それが何を意味するのか、まだわからない?

初音ミクの登場によって、vocaloidというソフトウェアはもの凄い数のユーザーを得たんだよ。これがまず新しい。

そしてその膨大な数のユーザーは、インターネットを通してそのノウハウを猛烈なスピードで蓄積しつつある。実際にコミュニティはのぞいてないが、あちこちで質問やテクニックなどの情報交換が進んでいることだろう。

だからこそ、わずか2ヵ月の間にどんどん進化した。本物の人の声と合わせるとぐっと良くなる事も見つけた。

そしてそういったテクニックは、今後発売されるvocaloid製品にもそのまま使えるはずだ。

それがビジネスに結び付く時が、必らず来る。vocaloidプログラマーという職種が誕生する可能性もある。

例えばvocaloid搭載カラオケなんてのはどうだ? ハモリやコーラスがvocaloidだったら? デュエット相手になってくれるvocaloidなんてのも、需要はあるのかもしれない。

レコーディングやライブだけが音楽じゃないんだよ。そこしか見てないから未来が見えなくなる。

そして、もうひとつ最近気付いたことがある。声にしろ絵にしろ、「萌え」ってすっごくポップだな、ということ。

これについては、そのうちもう少し調べてから書くかもしれない。

(@931)

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Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
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