狐の王国


2007年09月27日(木) [過去の今日]

#1 iPod touchはどうやら不具合修正してから発送する気の様子

刻印入りモデルを注文してしまったために、6日早朝の注文にも関わらずまだ手元にとどかないiPod touch。

しかし、どうやら先週日曜日に届いた人たち以外は届いたという話をとんと聞かない。

2chのスレ を見てるのだが、発送準備中になる人はいるのだが発送されたという人が皆無。

やはり例のWindowsで動かなくなる不具合の修正を出してから届くようにするためだろうか。

でなければ発送準備中のまま3日も4日も待たせたりはしない……よねえ?

あーもう、せっかくいつ届いてもいいように対処法もまとめて準備完了だってのに。早く触りてえ。

今週中にはアップデートを出すっていうから、今日明日にはiTunesが更新され、発送もされるのかな。もおーいーくつねーるーとー♪ あーいーぽーおーっどー♪

はーやーくぅこーいこーいあーいぽーおっどぉー♪(;_;)

(@276)

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#2 iPod touchの刻印入りモデルは出荷延長の様子?

アップルストアがリニューアルということでしばらく見れなかったのだが、復活してたので例によって6日朝に注文した iPod touch の出荷ステータスを確認。まあどうせ出荷準備中なんだろけど……。

ご注文番号: W54114***
ご注文受付日時: 2007/09/06 07:44 AM JST 

IPOD TOUCH 8G PERS-JPN

出荷予定日: 2007/10/10 - 2007/10/15  	 	 	 	 	 	
お届け予定日: 2007/10/16 - 2007/10/19

え?

9月28日出荷、お届け予定日10/4だったのに、なんでこんなことに……

いまのところアップルストアから遅れるというメールも来てない。なんだかなあ、もう……。

Appleという会社は熱狂的な狂信者に支えられてるメーカーなので、一般の企業に比べたらサポートや体勢が甘くなるのはしょうがない。ユーザーに甘やかされてる企業だからね。

それにしても刻印入れたか入れなかったかだけで3週間も届くのに差が出るってのはどういうことよ。しょんぼり過ぎるだろ、いくらなんでも。

(@894)

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#3 そういえば「大和魂」という言葉を聞かなくなった

ふと、吉田松蔭の辞世の句を思い出した。実はけっこう好きな句で、はじめて見たのは確か、武田鉄矢・小山ゆうの お〜い!竜馬 であったか。

お~い!竜馬 (第1巻)

身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂

この和歌で最も重要なのは、やはり「大和魂」という言葉だろう。この言葉の意味がダイレクトに伝わってこなくては、歌の意味がさっぱりつかめない事になる。

ただ、正直言うと、今の自分がこれを見ても、大和魂の言葉が伝わってこない。

昔は「大和魂を忘れるな」という感じで自己を保つ芯のようなものとして使われていたと思うのだが、今の日本人には日本人であるという意識が必要無いのだろうか。

Wikipediaの大和魂の項目 の記述が興味深い。

その後、大正・昭和と下るに連れて、日本のナショナリズム・民族主義が強まっていくと、大和魂の語には日本への強い意識が込めらるようになった。国家への犠牲的精神とともに他国への排外的な姿勢を含んだ語として、用いられたのであり、大和魂が元々持っていた「外来の知識を摂取して、柔軟に応用する」という意味と正反対の受け止められ方をされていた。こうして、大和魂の本来の姿を見失った日本は、第二次世界大戦で亡国寸前の敗北を喫することとなった。敗戦後、大和魂の語は軍国主義に結びつくものとして忌避される傾向にあり、また、本来的な意味に着目されることも少なくなった。

なるほど、確かにそうやもしれぬ。

そもそも勇猛たらんとするには、今の時代は危険すぎる。勇猛な者ほど早く命を落す。事件に巻き込まれる。

日本人は第二次世界大戦で戦うことの愚かさを学んだ、と俺は思っている。戦わないことの素晴しさ、平和を愛する心というのは、確かに重要だと俺も思う。

だが、かといって戦う覚悟が無くていいというわけじゃない。江戸時代の武士たちは、太平の世の中で堕落していったわけじゃない。常に自分を鍛え、いざという時には腰の刀を抜く。そういう覚悟があるからこそ300年もの平和を保てたのだろうし、明治維新によってその後数十年であっという間に世界の5大国に数えられるようになれたのだろう。侍という存在に世界中の人々が魅了されるのも、そういう所があるからではないか。

「大和魂」という言葉は死語になったかもしれない。だが、それが表す日本人の美徳は、まだ我々の中にある。もう一度「大和魂」を見つけ直し、日本人の矜恃というのを取り戻す必要があるんじゃないだろうか。

それは何も武力の話だけではなく、漫画やアニメ、工業製品、ひいてはプログラミングにだって言えることじゃないか。

英語が重要だという話をすると、「母国語を捨てて英語になればいいとでもいうのか」みたいな反応を返す人がいる。それは大和魂の欠落を意味してるのだと、俺は思う。

たとえどれ程外来の知識や技術や言葉を身につけようとも、自分は自分、日本人は日本人であることに変わりは無い。どこにいて何をしてようと、自分が自分であることを思い出させてくれるもの。それが日本人にとっての大和魂なのだと、俺は思うのだ。

(@910)

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#4 矜恃・矜持・衿持、正しいのはどれか?

さっきの記事を書いてて「矜恃」の変換候補がいくつか出てて、「あれどれだっけ」とか思ったので調べてみた。

手元の広辞苑では、

きょう‐じ【矜恃】
(キンジは慣用読み) 自分の能力を信じていだく誇り。自負。プライド。「矜持」
とも書く。「横綱としての―」「―を保つ」

とあるので「矜恃」が正しく、「矜持」という表記もあり、ということがわかる。

しかし、変換候補に「衿持」というのもあった。これは辞書にも見当たらないし、登録ミスかなと思ったのだが、意外に使用例が多いのである。

矜恃 の検索結果 約 19,600 件中 1 - 10 件目 (0.14 秒)

矜持 の検索結果 約 1,870,000 件中 1 - 10 件目 (0.03 秒)

衿持 の検索結果 約 32,100 件中 1 - 10 件目 (0.03 秒)

「衿持」が大多数なのは、どうやらMS-IMEがこれしか登録してないからの様子。

俺の使ってるかな漢字変換システムはNECの開発したCannaで、辞書はshion辞書をベースにした 美紗緒辞書 で、この字は元の辞書のときからあったもののようだ。

さてはて、これはどこから出てきた字なんだろうか。単なる誤字にしては、32100件ものヒットは異常だ。

防衛省のページ にも使われていて、

衿持を持ち誤った衿持ちを持たせぬこと。

などと、あえてこの字を使っているようである。

「衿を正す」みたいなところから「衿持」という宛て字めいたものを使う習慣があるのかもしれないな。ということは新しい辞書にはこの字も載ってるのだろうか?

(@943)

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Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
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