2007年07月22日(日) [過去の今日]
#2 どエスはLinuxとActiveSyncの夢を見るか?
いちいち他人のWinXP入ったノーパソ借りてファイルのやりとりをするのもめんどいので、VMwareのWinXPかDebian自体とActiveSyncできないか調べてみた。
まずLinuxとのActiveSyncだが、 SynCE というプロジェクトがあって、ここで開発が進んでる模様。
しかしどエスとのSyncはダメ。なんでかというと、母艦のLinuxのUSB-RNDISドライバ(USB-Ether)がどうもWM6に対応してないみたい。 SynCEの解説ページに2.6.22カーネル用のWM5対応パッチ があったけど、これを適用してもダメ。 どうも接続したとたん、WM6側のActiveSyncが固まっちゃうっぽいような?
次にVMware ServerのWinXPとだが、結論から言うと1回だけ奇跡的にActiveSync成功。理論的には問題無くいけるみたい。
ただし、VMwareがLinuxのUSB-RNDISドライバ(rndis_host)を使ってるのか、それが一度ロードされないとアクセスできないのか、よくわからないがこいつが無いとそもそもゲストOSとの橋渡しをしてくれないっぽい。症状的には W-ZERO3(WS004SH)を買ってみた という記事と同じだったので、そこに書いてあるdhcp clientの問題かとも思ったが、ちゃんとそれは動いてたし。
んでもって前述のようにrndis_hostドライバが読みこまれた途端、W-ZERO3側のActiveSyncが動かなくなるようで、その時点で通信不可になるわけだなー。
まあようするにrndis_hostがWM6対応すればどっちもいけそう。でも現状はまだダメ、という感じ。実際、 W-ZERO3とLinuxでActiveSync という記事では初代W-ZERO3とうまいことActiveSyncに成功してる模様。
まあ、ActiveSyncといってもファイルのやりとりさえできればいいので、 FreeBSDでも実行されてる方がいらっしゃる ように、USBストレージ化してMicroSDにファイルを書き込めばいいかな。MicroSDの特定ディレクトリと本体の同期を取るツールが欲しくなりそうだけど。
(@747)
@ 追記:衝撃的な事実が判明:
USB Selectの作者による Advanced/W-ZERO3[es] - ファーストインプレッション という記事によると、
拙作の USB Selectが動作しません。(中略)USB機能の切替自体は有効だが、Mass Storageドライバが削除されてしまっているので、これを有効に出来ない。
とのこと。
なんてこったい……。はてさて、どうするべ……。カード抜き差しなんてそうそうしたくないぞ、ちっこいし……。