2007年07月22日(日) [過去の今日]
#1 どエス、現状
使いこなすにはそうとう設定しまくらないといけないとかいろいろおどされてるのだが、まあだいたいこんなものか、というあたりが見えてきた。
とりあえずソフトキーはWin/OKに割り当て、ソフトキーとしては短押しで機能するように。
@ メール:
とりあえずW-ZERO3メールのまま。デフォルト状態だと古い順に並んでおり、未読に飛ぶキーも見当たらないので激しく使いにくい。ソートを時系列逆順にすると今度は最初に選択するメールが一番下になるが、再起動すると一番上になる。のでこれはこれでよし。
ソフトキー左で起動可能だが、未読があればToday画面にでるのでそれを選択。
返信は左ソフトキー -> 中央ボタンと2ストロークなのでさほど苦ではない。
メールを書くのはテンキーを使うことはほとんど無し。送信はキーボードを開いた状態で Fn+← -> C で。
このとき、文字サイズが最小になることあり。理由不明。 *1
そのうちIMAPで自宅のサーバにアクセスとかもやるだろうから、そのときヨサゲなメーラーがあったら自動受信をひっかけるツールでそっちに移行してもいいな。
@ 電話:
右ソフトキーで電話帳呼び出し。そのまま文字入力すればインクリメンタルサーチ。これは今まで使って来たどの携帯電話よりも優秀。
ただし、ATOKの候補が邪魔してそのまま↓を押すと悲しい目にあうので、推測候補は出さないようにしておく。どうせ書くのはほとんどフルキーボードのほうなので、まあ要らないだろう。
できれば電話帳のときだけ推測がオフになるようなツールがあればいいと思う。贅沢を言うならMigemo使えるようにして日本語変換はオフ、かなあ。
@ 追記:
うっかり操作ミスで電話番号消しちゃったい。この電話帳、操作ミスがけっこう致命的なのが痛いよなあ。
というわけで操作フローを整理。
- 左ソフトキーで電話帳呼び出し
- 文字入力で名前検索
- 文字入力確定後、レバーを下に入れて目的のアイテムへ移動
- 左右でメール、電話を選択
- ここでアクションボタンを押すと編集に入ってしまう(罠1)
- 通話ボタンを押すと通話候補が出る(謎ステップ)
- アクションボタン、あるいは通話ボタンを押すと、「070xxxxxxxxにダイヤルします。よろしいですか?」というポップアップが出る
- ここで通話ボタンを押すとポップアップキャンセルになって番号入力待ちに入るので注意(罠2)
- アクションボタンを押して通話開始
はあ、なんか書いてて鬱になるステップの多さだな。目的のアイテムに移動したあとは、通話通話アクション、あるいは通話アクションアクションと、3回ボタンを押すことになる。どちらのパターンでもいいが、これは指に覚えこませないとだなあ。
ちなみに操作ミスで電話番号が消えるのは、罠1で編集に入ったとき。このとき番号が選択状態になっており、文字系のボタンを押すと消える。なぜかPWRキーでキャンセルしても消えたまま……。編集された時点で保存しちゃうのかなあ?
@ その他:
電話とメールという主要機能はこれでとりあえずOKということにしたので、後はもう遊びみたいなもん。
sshやらGoogle Mapsやら入れてあるけど、まだあんまり使ってない。Google Maps Mobile に W-SIMから取得した現在位置を入れるソフト、gmm_naviは動かなかった。gmm_navi autoというのがあるようなので、それを今度試す。
ウェブは従来の京ぽんで使ってたモバイル向けサイトをいくつか登録。とりあえずこれで問題は無い。RSSリーダーが動かなかったので、自宅のVMwareで飼ってるWindowsXPにリモートデスクトップでもすべきかな。Livedoor Readerをオフラインで読むツールとかあるとうれしいが。
着メロはまあwavでいいやと設定したのだがうまく鳴らず、調べてみたら6MB以下じゃないとダメ、とのこと。ということで使いたいMP3のあるディレクトリで、
$ for i in *.mp3; do sox $i -r 22050 -1 -c 1 "`echo $i | sed -e 's/mp3$/wav/'`"; done
とやってみると、だいたいどれも4〜6Mくらいになってくれたので、そのまま使うことにした。
あとは開発環境があるといいなあ。PerlとかRubyとか動かないのかな。動くならエディタも欲しい。EmacsライクなNgがあるようだが、このキーボードならviが欲しいところ。
(@633)
#2 どエスはLinuxとActiveSyncの夢を見るか?
いちいち他人のWinXP入ったノーパソ借りてファイルのやりとりをするのもめんどいので、VMwareのWinXPかDebian自体とActiveSyncできないか調べてみた。
まずLinuxとのActiveSyncだが、 SynCE というプロジェクトがあって、ここで開発が進んでる模様。
しかしどエスとのSyncはダメ。なんでかというと、母艦のLinuxのUSB-RNDISドライバ(USB-Ether)がどうもWM6に対応してないみたい。 SynCEの解説ページに2.6.22カーネル用のWM5対応パッチ があったけど、これを適用してもダメ。 どうも接続したとたん、WM6側のActiveSyncが固まっちゃうっぽいような?
次にVMware ServerのWinXPとだが、結論から言うと1回だけ奇跡的にActiveSync成功。理論的には問題無くいけるみたい。
ただし、VMwareがLinuxのUSB-RNDISドライバ(rndis_host)を使ってるのか、それが一度ロードされないとアクセスできないのか、よくわからないがこいつが無いとそもそもゲストOSとの橋渡しをしてくれないっぽい。症状的には W-ZERO3(WS004SH)を買ってみた という記事と同じだったので、そこに書いてあるdhcp clientの問題かとも思ったが、ちゃんとそれは動いてたし。
んでもって前述のようにrndis_hostドライバが読みこまれた途端、W-ZERO3側のActiveSyncが動かなくなるようで、その時点で通信不可になるわけだなー。
まあようするにrndis_hostがWM6対応すればどっちもいけそう。でも現状はまだダメ、という感じ。実際、 W-ZERO3とLinuxでActiveSync という記事では初代W-ZERO3とうまいことActiveSyncに成功してる模様。
まあ、ActiveSyncといってもファイルのやりとりさえできればいいので、 FreeBSDでも実行されてる方がいらっしゃる ように、USBストレージ化してMicroSDにファイルを書き込めばいいかな。MicroSDの特定ディレクトリと本体の同期を取るツールが欲しくなりそうだけど。
(@747)
@ 追記:衝撃的な事実が判明:
USB Selectの作者による Advanced/W-ZERO3[es] - ファーストインプレッション という記事によると、
拙作の USB Selectが動作しません。(中略)USB機能の切替自体は有効だが、Mass Storageドライバが削除されてしまっているので、これを有効に出来ない。
とのこと。
なんてこったい……。はてさて、どうするべ……。カード抜き差しなんてそうそうしたくないぞ、ちっこいし……。