狐の王国


2006年03月28日(火) [過去の今日]

#3 CDブートルータ

長年使い続けてたPCルータのHDDがこの度お亡くなりになり、数日前にさいたまから栃木に急遽移動。

で、とりあえず何度か電源をいれてみたら動いたので、今のうちにと代替HDDを探すが、田舎なのでやたら高いし、今後のことも考えてCDブートルータにすることにした。

せっかくなので巫女ぐにょのビルドスクリプトを使って、debootstrapしたsarge環境にカーネル2.4.32を用意。カーネルもパッケージにして突っ込むだけでいいので楽だわ。ツボは/home以下にbinディレクトリを作って、/usr/local/binをそこへのsymlinkにしたことくらい。こうしておけば/homeは/etcや/var同様、RAMDISK上になるので、iptablesなどのスクリプトの修正が急遽必要になったときでもCDを焼き直さなくて済む。USBメモリでも挿しておけば変更も覚えててくれる。巫女ぐにょまんせー。

そうしてけっこうすぐにCDは出来上がったのだが、いろいろと罠が。

まず、いきなりCPUファンがすごい唸りをあげたので、これはやばいといったん止めて埃の詰まったファンを掃除。が、これが悪かったのかファンの回転が目に見えるほど遅い。しょうがないのでSocket370のときに使ってたCPUファンを装着。

これでひと安心かと思いきや、今度はFTTHが繋がらない。syslogに

Timeout waiting for PADO packets

という文字が並んでる。検索してみると、認証前の何かに使うパケットっぽい? ONUかNTT局側になにかあったのかと、NTTのサポートに電話して検査に来てもらったが、ONUも局側も異常は無く、とりあえず繋がることは確認できた。

そんなんで丸一日考え込んでたのだが、ふと別のNICを経由してpppoeを起動してみると、あっさり繋がった。で、pppoeに使ってたNICでLANにつないでみると見事に繋がらない。

リンクランプはついてるし、OS側からは何の異常もなく認識されてるのに、通信はできない。なんて微妙な壊れ方をするんだ、このカニめ!

というわけで、マザーについてるGbEを使うようになって使ってなかった21140-ACとリプレース。そしたら今度は21140-ACがeth0になってしまい、eth0だったSiS900がeth1に、eth1だったSiS900がeth2にがらっと変わってしまった。家族にpingのログを見てもらいながらLANケーブルをここか? こっちか?と挿してるのは非常にマヌケ。FreeBSDみたいにデバイス名とIF名が関連づいてるのもカッコ悪いような気がするが、LinuxのIF名も固定できないので微妙だなあ。

(@282)

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Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
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