2006年03月13日(月) [過去の今日]
#1 Thunderbirdの不満点
RSSリーダーとして興味があったので、現状メールもIMAPだしちょっと使ってみるかという感じでいじってみた。しかし不満続出。
@ IMAPフォルダがスレッド表示にならない:
いや、スレッド表示にも出来るんだけど、それを覚えててくれない。デフォルト値を設定するところも見つからない。
(3/14追記) 覚えててくれるという人 もいるみたいだ。まあ、覚えててくれてたにしても、デフォルト値を設定できないのは悲しい。
@ RSSフィードをフォルダ管理できない:
名前順でソートされちゃってて、好きな順番で読めないのは苦痛。せっかくスペース連打で読んで行けるのに、プライオリティの低いフィードが先に表示されちゃうのはつまらない。
@ ショートカットを設定できない:
記事をバックスクロールさせるとき、うっかりDELを押して削除してしまったり。wlのショートカットに慣れてるので、これはあわせたいんだけどなあ。
@ Webから記事を取得するか設定するところが無い:
いや、あるんだけど、意味が無い……。というか、個別設定のところに「記事の要約を表示」しかないのだが、デフォルト設定を「Webページを読み込まずに記事の要約を表示」にしてしまうと、個別設定が意味を成さなくなる。このサイトだけはWebから取得してきてほしいなと思っても、それを設定するところが無い。
@ というわけで:
まだsage捨てられないかなあ……。sageも不満がないわけじゃないというか、マウスでクリックして行かないと読めないので、どうにか乗り換え先を探したいのだが。
#2 emacs-w3mのrss-hash.el
うーん、これもちょっと使いにくいな。少数のRSSフィードしか受信してない人にはいいかもしれないが、俺のように200からのRSSフィードを受信してると、設定が辛い。
そもそもOPMLを読み込む機能がなく、記事IDを.emacs内で手で付けて、そのIDをMUAのフォルダに設定してやらなきゃならない。それを200個も設定するのはちと辛いし、今後のメンテナンスもめんどうだ。
しかし、shimbunライブラリを使ったRSSリーダーってのは、大半をEmacsですごしてる自分には理想的ではあるんだよなあ……。
(@142)
#3 F1 2006 バーレーン
セカンドドライバーのタイムがいい時のフェラーリは、ものすごく強い。だから予選のタイムを見た時点で、ミハエルの勝利を確信していた俺にとって、あの結果は意外だった。アロンソに追い付けないミハエルは、明らかに衰えを感じさせていた。オーラが無い、という感じだろうか。勢いはアロンソにあり、だが去年と同じくフィジケラにはトラブル。ここは懸念材料だろう。
マクラーレンは今年も速い。予選最後方から表彰台に上がるドライバーは、今はライコネンだけだろう。この男は間違いなくチャンピオンの器だ。そのマクラーレンに肉薄したホンダもすごい。スタートで出遅れたバトンだったが、その後はすばらしいペースだった。
フェラーリ、ホンダ、ルノー、マクラーレンの4強かと思えばそうでもない。ファステストラップはウィリアムズ・コスワース、ニコ・ロズベルグだ。いみじくも父親がチャンピオンを取ったウィリアムズとコスワースエンジンの組み合わせでデビューした若干二十歳の若者だが、尋常ではない器を見せつけてくれた。アロンソの最大のライバルになるのは、この男かもしれない。
しかし驚いたのは、アグリ・ホンダである。プロジェクト開始からわずか4ヶ月。4年落ちのシャシーを調整して、トップの106%のタイムで予選を終えていた。正直まともに走れるものではないだろうと思っていただけに、このタイムは驚くしか無かった。しかも完走というオマケ付き。佐藤琢磨は本当にマシンに優しいドライブのできるレーサーなんだなと思う。きっと琢磨のもたらすデータは、アグリ・ホンダを強くするだろう。ニューマシンの登場が楽しみでしかたがないチームだ。
百花繚乱の2006年シーズン、今年は忙しくなりそうで、ゆっくりF1を見ていられそうにないが、それでも期待の膨らむシーズンである。
(@199)