2007年12月29日(土) [過去の今日]
#1 ソーシャルメディアにおける18禁情報の取り扱い
最近ちょっと連続して はてなブックマーク でエロ系の情報が人気エントリにあがってきてる。
もちろんそれぞれおもしろいものではあるし、個人的には楽しめてるのだが、一応誰でも見れる場所に唐突に18禁情報があるってのはどうなのよ、という。
先程も人気エントリ1位がちょっと頭痛だった。
元サイト自体はとてもおもしろくてジョークとしてもよくできてるし、実際作り上げちゃったパワーにはホント恐れ入る。爆笑させてもらった。
で、よくみると左側に何かある。
なんだろうこれと思って押してみると、なんと「おっきいぃぃぃ」という女性の喘ぎ声が俺の部屋に響き渡った。ぁぅ……
どうやらはてなダイアリーの音声プラグインが使われてるとはてなブックマークでもその場で聞けるように作られてるようで。
まあ今のところはいいよ。はてなブックマークだってマニア層やウェブ系の仕事してる人が中心だしさ。
でも子供が見たりすること考えるとどうよ。
newsingに低俗なニュースが多い件 という記事でもやはりこういう問題には頭を痛めてる様子がうかがえる。
ソーシャルメディアの最大の欠点は、こういうあまり表に出すべきではない情報 *1 が表に出てきてしまう可能性があるということ。ユーザーの良識に委ねられてるわけだ。
ニコニコ動画なんかではR-18というタグが付くと表に出てこなくなったりしてるようだが、ソーシャルブックマークなんかではこれは嫌がらせに使われてしまうだろう。
はてさてどうしたものか。1ブックマーク1ポイントという制度でやってくのは難しいということかね。やはりブックマークはブックマークであってメディア化すべきではないと。
はてなとしてはどう考えてるんだろうねえ。一応Googleアドセンスの規約ではアダルトサイト禁止になってたと思うので、収益上も問題があると思うのだが。
あー、もちろんエロサイト作ってる人とかえっちな情報出してくれる人とかを否定するものじゃないですよ。それはそれでありがたい^H^H^H^H^Hすばらしいことだと思うし、そういうの専門に集めたソーシャルメディアがあってもいいと思う。
で、住み分けはどうしましょうね、というお話。
(@390)
2006年12月29日(金) [過去の今日]
#2 perlでSingleton
デザインパターンにSingletonってのがあるらしい。ORMのインスタンスを使いまわす方法がわからなくて悩んでたのでちょうどいい。 IBMのサイトにあった記事 をそのままperlでやってみよう。
package Misao::Singleton; use strict; my $instance; sub __new { my $class = shift; my $self = {}; bless $self, $class; return $self; } sub new { $instance or $instance = __new(@_); return $instance; } 1;
ってな感じにクラスを作って、ベンチマークのスクリプトを書く。
#!/usr/bin/perl use strict; use Benchmark; use Misao::Singleton; timethese(10000000, { normal => q{ my $instance = Misao::Singleton->__new(); }, singleton => q{ my $instance = Misao::Singleton->new(); } });
でもって結果は、
$ perl singleton.pl Benchmark: timing 10000000 iterations of normal, singleton... normal: 30 wallclock secs (28.87 usr + 0.07 sys = 28.94 CPU) @ 345542.50/s (n=10000000) singleton: 13 wallclock secs (13.65 usr + 0.05 sys = 13.70 CPU) @ 729927.01/s (n=10000000)
ほお、倍速か。
できれば消費メモリ量もどれくらい変わるか見てみたいけど、やり方わからん。まあ必要無いか。
(@961)
#1 IE6/7用の1行ブラクラ
createElement と backgroundColor で IE をクラッシュさせる という記事。やってみたらホントに1行ぽっちで落ちたんで笑った。
こんなんちょっと確認ミスったらのこっちゃいそうだなあ。しょーもない。
(@226)
2005年12月29日(木) [過去の今日]
伝わらない話になっちゃってすみません。
もちろんGPLが万能であるとは思いません。私が言いたいのは、GPLで自分のソフトウェアをライセンスする側の視点でも考える必要はあるはずだ、ということです。その視点を抜いてGNUは宗教だと言い切ってしまうのは、乱暴に聞こえてしまうのです。
もちろんソースを非公開にしておかなくてはならないようなプリンタドライバの受け皿となるべきGhostScriptやCUPSがGPLであるがゆえに、プロプライエタリなドライバが供給されないという事が事実であるなら、それは立派に批判に値する *1 とは思います。そういう意味ではLinuxも非GPLドライバを組み込むための手段を用意しておいてくれてもいいのかもしれませんね、MySQLみたいにデュアルライセンス形式とかで。
以下、せっかくご返事いただいたので、ポイントを個別にやります。
@ Linux ではない、 GNU/Linux と呼べ:
これはユーザランドがGNUシステムそのものなのだから、妥当な意見ではないでしょうか。GNUはプロジェクト名でもあり、組織名でもあり、OSの名前でもあるのですから。
また、Linus Torvalds氏はGPLを盲信してもGNUを信用してもいないと思います。そうでなければ、LinuxのCOPYINGファイルの冒頭で
Also note that the only valid version of the GPL as far as the kernel is concerned is _this_ particular version of the license (ie v2, not v2.2 or v3.x or whatever), unless explicitly otherwise stated.
と、GPLの後継バージョンが適用されないことをわざわざ明言したりはしないでしょう。
@ 松下vsジャストシステム事件:
これが批判されたのは特許の内容があまりにもショボすぎた上に、(たとえ常套手段にしても)本来侵害してるはずのMSではなく、SotecやJustSystemをターゲットにした弱いものいじめ的な側面があったからでしょう。
実際、知財裁判所では松下が敗訴してますよね。これはこれで正しかったのだと思います。
ソフトウェア特許が悪だと言われるのは、著作権との二重保護や、ソフトウェアのライフサイクルに比べて保護期間が長すぎる事なども原因だと思います。範囲が不明確になりがちであることももちろん重要でしょうけども。
あと、根拠レスな特許に対する意見というのは、特許制度自体がやたらに複雑であることにも起因してると思います。複雑すぎる制度は理解されないですから。そういう私自身も、特許をよく理解してませんし、今使ってるオープンソースのソフトウェアが特許で使えなくなるのはおもしろくない、というくらいの理解しか無いかもしれません。そういう人は実際に多いでしょうね。
@ GNUは模倣しかしない:
そもそもGNUはUNIX互換のOSを作ることを目標にしてたので、新規性・進歩性が無いのは当然だと思います。今、あらかた目標を達成したところで、どういうプロジェクトが出ているか、出てくるか、というのは一つ注目に値するでしょう。
@ 他人の知的財産への敬意:
これの視点がもっとも重要な話だと思います。GPLなソフトウェアを利用する側だけが知的財産をもってるわけじゃなく、GPLなソフトウェアそのものも誰かの知的財産なわけです。GPLでライセンスされたソフトウェアが、なぜGPLでライセンスされてるのか、それを考える必要があるということです。
GhostScriptにしても、GPLだけでライセンスされてるのではなく、AFPLでもライセンスされてます。プリンタメーカーの協力が得られないのは、GPLのせいだけじゃないことはこのことからだけでも明白でしょう。
たぶんここに特許問題が絡んでるからわかりにくいのかと思います。
もちろん、特許を取得してる側からすれば、自分の発明が勝手に使われるのは許されないことでしょう。しかし、自分が苦心して書き上げた著作物が、サブマリン特許で特許料を請求されてしまうということも、本質としては同じではないでしょうか。
本当に新規性・進歩性がある特許なら、そんなことが日常的に起きるはずもないでしょう。ですが、現実には毎年何度かはニュースになるくらい起きています。そのような事件を起こす輩が、他人の知的財産に敬意を払ってるように見えないから問題視されるのでしょう。
悪いのは特許でもGPLでもないのではないでしょうか。特許やGPLの使い方が悪いだけではないでしょうか。そして、その悪い使い方の事例だけを見て、特許を無くしてしまえと言ってみたり、GNUは宗教だと言ってみたりするのも、本質的に同じものではないでしょうか。
(@663)
2003年12月29日(月) [過去の今日]
2002年12月29日(日) [過去の今日]
#1 忘れ物
こないだアキバ行った時に買ったCDの存在をすっかり忘れてた。ずっと探してたナタリー・インブルーリアのアルバム。こっちじゃ中古CDなんぞ売ってないし、レンタル屋も品揃えがいいわけじゃないから、なかなか聞けないのよね。
さっそく聞こうとしたのだが、うちにはCD再生する環境が無いので、PCで吸い出し。いや、内部ケーブルを繋げばいいんだろうけど、ケーブル無くしちゃってそのまま。
486の98ノートと一緒に入手した古いSCSIのドライブなせいか、吸い出しにえらい時間がかかる。現在SCSI廃止計画を立ててはいるのだが、光学メディアは全部SCSIだし、スキャナもあるのでそう簡単には行かなそう。スキャナはSCSI<->USB変換、光学メディアはIDEのインターフェイス買って来るしかないかなあ。
(@519)
2001年12月29日(土) [過去の今日]
#3 XEmacsのバッファタブを消す
ようやくわかった。この邪魔なタブはバッファタブと言うらしい。
(custom-set-variables '(toolbar-visible-p nil) '(gutter-buffers-tab-visible-p nil) '(gnuserv-program (concat exec-directory "/gnuserv")) )
うちはこんな設定なのだが、二行目がそのバッファタブを消す設定。ちなみに
一行目はツールバーを消す設定で、三行目は謎。
メニューバーを消すのはcustom-set-variablesには書けないようで、
(set-specifier menubar-visible-p nil)
と、別途設定してやらねばならないようだ。
なかなか情報が無くて苦労したんだけど、どうやらXEmacsはM-x
customize-aproposでこのへんの変数を検索できるらしい。もっと早く知って
りゃ……(涙)
(@439)
#2 XEmacs
何とか実用になる所までカスタマイズ出来た。perlの色使いが気に食わなく
て、いろいろ調べてたら朝になってしまった。結局CPerl-modeの変数で設定さ
れてて、font-lockを一生懸命調べてたのは無駄だったわけなんだけれども。
残る課題はメール書いてて勝手に改行されちゃうのを止めるのと、バッファ
の名前が出て来るタブを消す事。改行されちゃうのはすぐ止められそうな気が
するんだが、バッファの名前が出るタブ、本名がわからないだけに消せるかど
うかもわからない。
いや、メニューバーもツールバーも使わないなら普通のEmacsにしろと言わ
れてしまいそうではあるのですが(汗)
(@974)
さかどん に教えてもらったショートストーリー。ウェブに流れるオリジナルの物語で、 面白いものは見た事無かったけど、これはなんか面白かった。ちょっと、涙ぐ んでしまいました。 (@835)